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2000年2月のお手入れ品

よみがえる50年前の留袖

50年前の留袖

皆さんは「50年前のきもの」に対して、どんなイメージを抱かれていますか?
古くさい、汚れている、カビだらけ、変色・・・・、直してもまず着られないと思う方がほとんどでしょう。  

左の着物をご覧下さい。 これは、昭和24年、私の祖父と父が、結婚式の列席用としてご注文を受けお納めした黒留袖です。
その後、ご親戚の方が譲り受け、今回、柄を生かして黒を染め直し、刺繍と金箔加工を施しました。

現在のものと比較しても、なんの遜色もないですし、これだけの染め、縫い、箔と3拍子揃ったものはそう簡単には見あたらないと思います。
裏地、紋も全て新しくしましたので、何処から見ても新品で、次の世代まで輝きを失わないでしょう。

眠っているきものを生かすかどうかは、その方のお気持ち次第と思います。


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