新年 明けましておめでとうございます。今年も 宜しくお願い申しあげます。

2001年1月のお手入れ品

胴はぎの技

紬着物胴ハギ仕立て

新年は趣向を変えて、現代ならではのご依頼をお目にかけましょう。

着物は元々、第二次大戦より前に繁栄したものですから、お召しになる方のご身長も、150p位を対象に作られています。父親の話ですと、その頃は着物を仕立てた時に布が余ると、前掛け(エプロン)をよく作ったそうです。
ところが、今は女性の平均身長もかなり高くなり、小柄なお母様の着物を直して着ようとすると、全く身丈が足りないことがよくあります。今回のお客様はお母様より17p背が高く、そのままではとても着られません

そこで、紬の白生地を似たような色に染め(この色合わせが、実に難しい)腰ひもの位置に接いでいます。この位置も特に微妙なのです。
何しろ、一度ハサミを入れれば縫い代一寸(3,8p)短くなるのですから、緊張する作業です。しかし、出来上がって着ていただければ、外からは全く分かりませんので、大変喜ばれています。

お客様から信頼を頂けるありがたい仕事です。

呉服三輪屋 〒164-0012 東京都中野区本町2-54-17
代表者   三輪 一夫

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