2004年8月のお手入れ品

今月は夏休みを頂きまして、リフォームのページは休ませて頂きます。

私の仕事はデジタルではなく、アナログそのものです。また、ファーストとスローで分ければ、もちろん後者。ファースト全盛の風潮も次第に変わり、スローライフが見直されている今日、これからはその使い分けが大切になってくるような気がします。

先日、初めて伺ったお客様の所で驚く様な事を聞きました。お気に入りの着物は何度も袖を通すので、自然と傷みます。「以前、手入れに困って大きな呉服店に相談したら ”専門店はリフォームをしません”と言われた」と。 聞いている方が恥ずかしく、情けなくなりました。 それは しないのではなく出来ないのです。

 

他店で買った品物は直さないのだったら、昔の神社仏閣、たとえば法隆寺は自分が作っていないから、名工と言われる宮大工は直さないのでしょうか。 ご依頼主に納得を頂ければ 喜んで取りかかるのが 本来の姿と思います。

きもの業界全体から見れば、私の様な仕事を手がけているのはごく少数です。自分で考えて動き出さなければ、始まらない仕事です。ただ、“めんどう”と言う単語は、三輪屋は決して使いませんし存在もしません。

お受けしてから半年、1年かけて仕上げるそんな仕事に、ほんの少し誇りを持っています。

呉服三輪屋 〒164-0012 東京都中野区本町2-54-17
代表者   三輪 一夫

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