TOP>バックナンバー>2007年9月

2007年9月のお手入れ品

色無地の活用

ワイン色無地紋付

誂えてから時間が経過した 色無地の紋付き着物は 地色が淡ければ 同系色の色掛け(色揚げ)が無難です

ところが 濃色で派手な場合は どうしても 掛ける色が限定されます。また、染め抜きの一つ紋があると礼装に近づくため 着る機会の少ない方もあるでしょう。  

今回は 使う予定のない品物を活用して 塵除けの袖なし羽織に直したいというご希望です。もちろん そのままでは派手ですので 色をかけて渋くします。

さて どういう感じに変わるでしょうか。

加工後

紫色袖なし羽織共紐付き

生地に光沢がある場合、 濃い色に味がでてくることがよくあります。

今回も 色としては地味な紫系でしたが 色抜きをしなかったため 生地がやせたり脱色時のスレが出ることもなく 地紋が活きて うまく染まりました。(のせてあるのは 元の生地です)

付いていた紋は ずらして裁ち落とし 紐は共生地で作りました。濃い色は 比較的汚れも目立たないため 皆さん重宝するようです。

さわやかな秋風の中で お使い頂だければ幸いです。

呉服三輪屋 〒164-0012 東京都中野区本町2-54-17
代表者   三輪 一夫

Tel&Fax03-3372-0573
mail@gofukumiwaya.com


        Copyright (C) 2000-2010 Gofuku Miwaya. All Rights Reserved