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2009年10月のお手入れ品

お色直し

白地宮参り着物

お誕生から ひと月の行事、 お宮参りには絶好の季節となりました。写真は 白地に金糸で縫い紋を施した 男児着物です。

赤ちゃんを抱いたご祖母様やお母様が この面を前にして掛けて 写真をパチリ。神社でよく見かける光景です。
しかし、絹は時間とともに黄成り色に戻るため 今回は 色揚げをしてほしいという ご希望。

このまま 染料にどっぷり付けてしまえば、、、、そんなわけには参りません。仮にできたとしても 紋の輝きが 消えてしまいます。

さて、どんな色が 引き立つでしょうか。 

加工後

宮参り着物色揚げ後

前月号でも申し上げましたが 三輪屋の命は 色の選択だと思っています。

宮参りの着物らしい 無地でもちょっとインパクトがあって 周りの目を引き なおかつ上品で そして金糸縫い紋が 良く乗る色。
私と父親が出した結論は この色です

簡単そうに見えますが 紋加工がキーポイントのこの作業、もちろん縫い直してあります。

もし ご覧頂いている皆様から 評価頂けるとしたなら その一番の原因は お客様が30年前に選んだ この生地の材質が素晴らしかったからと考えます。
最初が全てなのです

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