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2010年8月のお手入れ品

ひらめき

今月は 夏休みを頂きまして リフォームのページは休ませて頂きます。

京都の和菓子店「末富」の店主 山口富蔵氏の番組を見る機会がありました。
松原のお店を訪れるお客様は お使いになる場面に応じて本当にさまざまなご要望をお持ちになります。それを聞きながら 具体化して 場面にふさわしいお菓子にする作業は 我々の仕事にとても似ている気がして 思わず見入ってしまいました。

お菓子の登場する情景を想像しながら   手もちの蔵書等の資料を駆使しての創作。 熟慮して出した結論も 決してお客様に押し付けず その感想をうかがって より完成度を上げようとする熱意。当然の事ながら 価格は高くなりますが 手間を惜しまず 喜んでいただくのが何よりという気持ちが ひしひしと伝わってきます。

当日、お届けに上がった時の お客様の満足そうなお顔と それを見る富蔵氏の嬉しそうな顔が 実に印象的でした。

仕事をしていく上で大切なのは 菓子作り以外のこと つまり絵を見たり舞台を鑑賞することが その 下地と厚みになるとのことです。そして、楽しむことも。 若くして親の後を継ぎ 試行錯誤を繰り返してようやくたどり着いた現在の地位にも安住せず あくなき研究心と工夫をを持ち続ける気概。見習うべき手本そのも のと思いました。

私は 氏の足元にもおよびませんが 唯一 勝てそうなことを発見しました。 経歴には大学卒業後 銀座のМ店で1年間修業した後 家業を継ぐとあります。 ちなみに私の期間は 5年です。
もっとも、蕎麦じゃあるまいし 長ければ良いというものでもありませんが、、、、、。

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