TOP>バックナンバー>2016年4月

2016年4月のお手入れ品

お客様本位とは

名古屋帯手先無地

おそらく、戦前の品物でしょう。
名古屋帯の華やかさは 十分にあると思います。

しかしながら 帯の丈が不足。
白地の手先に生地を足してほしいとのご要望です。

作業としては比較的容易です。
似たような白の帯裏地を手先に足せばOK。
帯芯の厚さは 揃えましょう。   

普通のお店なら これで一件落着ですが
私は どうも 気になることがあるのです。
さてそれは。 

加工後

名古屋帯手先柄

それは 手先が無地ということです。
胴の下巻きに柄があっても意味がないと思うのです。
折角なら 柄を出したい。

そこで 新しい無地の生地を長めに用意し
下巻部分と入れ替えて接ぐことにします。

太鼓の柄も調整しました。
調和したように 思います。    

締めた姿を想像して 加工することが大切。
今月も 教わったことが 役に立ったようです。  

呉服三輪屋 〒164-0012 東京都中野区本町2-54-17
代表者   三輪 一夫

Tel&Fax03-3372-0573
mail@gofukumiwaya.com


        Copyright (C) 2000-2016 Gofuku Miwaya. All Rights Reserved