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2016年6月のお手入れ品

間違いさがし

シミの上に柄を足したもの

子供雑誌のパズルにある「間違いさがし」
左右の写真を見比べて 制限時間内に違う部分を見つけるもの。

同じタッチで描いてあると 意外と分からないものです。
似たようなことは 着物の世界にもあります。
ここで御紹介しましょう。

左の写真は 水色の訪問着の左内袖部分です。

さて、柄を足した所は 何処でしょうか。

加工後

柄を足した部分を示した写真

何故 柄を足したのか。
付いた口紅の朱赤色が 取りきれなかった為です。

特に外国製の赤系の色は 抜けにくい事で知られています
無理に抜けば 生地まで傷んでしまうのです。

次善の策で 柄を足した部分は 糸の○の所です。
ぶっつけ本番で描いた割には 伸びやかさも出ていると思います。    

平らに置いて 違和感がなければ
お召しになった時には まず分からないでしょう。
と 口で言うのは簡単ですが バランス感覚と 
センスに恵まれた職人さんの お陰ですね。

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