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2002年5月のお手入れ品

縞の味わい

縞小紋

古典的ながらも お洒落の一角を担う ”縞” 近景と遠景では 全く感じの異なることも多いですね。

世間には様々な縞があります。その名も 大名縞、棒縞、子持縞、、、、等々 一色一色は強い色でも ミックスされると 縞独特の味わいが出てきます。 

今回は 羽織の余り布と思われる はぎれを活用したいというご依頼で スタートしました。

たとえば 名古屋帯では 如何でしょうか。

加工後

縞染め帯

今回は 作業としては 今までの中で最も たやすい内に入ります。生地が2切れだったため 下巻きの部分で接ぎました。

帯芯の”地のし”さえ きっちりやれば 後々仕立てがくるうことも まずないでしょう。
しかし、縞が何でも帯になるわけではありません。帯にふさわしく ある程度 パンチのある縞でないと 着物に負けてしまいます。

それでは 具体的にどんな縞がふさわしいか?これは、一言ではとても言い表せないのです。これこそ、伝統に裏打ちされた 呉服屋の”勘”だと思います。

それを持っている多くの先輩方に負けぬよう、ひたすら 美術館めぐりを続けています。


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