1999年12月から始めたこのページも、早いもので丸10年を迎えました。自分ながらよく続いたと思いますが、今回のテーマは「帯のへんげ」。これは 恐れていた ネタ詰まりかも・・・・。
左の写真はお客様が大切にされている織名古屋帯です。解いて洗ってはみたものの、さすがに派手になってきたとのこと。
着物と異なり織帯の場合は染める訳にも行かず、柄を渋くする訳にも行かず、さてさて弱りました。
全てお任せの仕事ですが、果たして120回記念を飾るクリーンヒットが打てるでしょうか?
申し訳ありません。モアレが出て右側が波打って見えます。
写真はお許しいただくとして、その結果は銘仙判(大きさ)サイズの座布団です。ただ、柄の部分が足りないため裏側は無地場を割って使っています
簡単そうに見えるこの加工も、自分で裁断して仮綴じをしなくては職人さんも不安で、ここまでたどり着けません。
上質な木綿わたを入れてボリュームが出ました。何とかセンター前までは行ったと思いますが、皆さんは如何思われるでしょう
今年も ご覧いただきましてありがとうございました。皆様のご依頼から生まれたこのページを、来年も続けて参りたく存じます。
どうぞ皆様、良いお年をお迎えください。
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