1月 | お祝着―45年前の 寿の字散らし |
2月 | よみがえる50年前の留袖―留袖の黒の色揚げと 縫い箔直し |
3月 | 仕立て直しのバリエーション―小紋の八掛を交換 |
4月 | 振袖 母から娘へ―振袖に箔を足す |
5月 | 訪問着からコートへ―コートの柄の配置を考える |
6月 | 初夏のバラ―汚れを隠すために訪問着に金砂子を蒔く |
7月 | 羽織から着物への挑戦―小紋羽織を着物に直す |
8月 | 祖母の羽織―羽織の 仕立て直し |
9月 | うるしの美―縫い取りお召の 色揚げ |
10月 | 羽織からコートへ―裏地の交換で コートのイメージを変える |
11月 | 訪問着から作り帯―生地の弱った品物で 作り名古屋帯 |
12月 | 色無地の楽しみ―別染め色無地紋付 |
1月 | 胴はぎの技―身丈不足の紬に別の布を足して 身丈を伸ばす |
2月 | 抜き染めの面白さ―色無地の染め直し |
3月 | 丸帯の不思議―さかさまの柄付けの丸帯を 普通に直す |
4月 | あつらえの色無地2―菱散らしの 重厚な地紋を選ぶ |
5月 | 柄選びの楽しさ―小紋の巻き見本で 染める |
6月 | 縫い紋から抜き紋―紋を変更する |
7月 | 比翼を活かす―黄ばんだ 振袖の比翼を染める |
8月 | 一年を振り返って―良い品物は残る |
9月 | 名古屋帯 柄の調整―名古屋帯の太鼓と前帯部分を 入れ替える |
10月 | 親子三代の よろこび―四つ身小紋の 仕立て直し |
11月 | 金彩加工の美―黒留袖のシミに 金彩加工 |
12月 | 男物の誇り―男物の裄不足に対して 肩に割りを入れる |
1月 | 帯の究極―刺繍の丸帯に裏地を付けて 袋帯に直す |
2月 | しみ抜きの妙技―訪問着の茶色シミを 直す |
3月 | 裏地の効能―名古屋帯の裏地を取り換えて 渋くする |
4月 | 黒の威力―白地の訪問着を 黒地に直す |
5月 | 縞の味わい―羽織の残り布から 名古屋帯を作る |
6月 | 汗の変色―白地小紋の脇の汗シミ黄変を直す |
7月 | 配色の創造―白地羽織を黒地に直す |
8月 | ビギナーズラック―最初の着付けが肝心 |
9月 | 丸帯のパズル―丸帯を 切って接いで 柄を合わせる |
10月 | 大正ロマンの香り―少し派手な小紋を 羽織に直す |
11月 | 自然な柄付け―小紋羽織の柄を 構成し直して 名古屋帯にする |
12月 | 柄の活用―白地の付け下げを 紫地に直す |
1月 | 別誂訪問着 松竹梅―図案から別染めした 訪問着 |
2月 | 袖裏の心遣い―小紋の袖裏だけを交換して 新しい品に見せる |
3月 | お母様の愛情―訪問着に付いた 母乳のしみぬき |
4月 | 色挿しの変幻―訪問着の柄色を 部分的に直す |
5月 | 想い出を残す―振袖から 作り名古屋帯 |
6月 | 柄を足す作業とは―柄のない袖付け部分の 補正 |
7月 | 表裏の釣り合い―なんとなく膨らんでいる 袋帯を解いて 合わせ直す |
8月 | 仕立てのこだわり―入念な下準備が 良い仕上がりにつながる |
9月 | ぼかし合わせ―退色した ぼかし染訪問着を 染め直す |
10月 | 羽織の丈―短い羽織丈を伸ばす |
11月 | 長襦袢から、、、―大人物長襦袢を 3歳着物に直す |
12月 | 大島の表裏―裾の焦げた大島着物を 洗い張りして 切り替え仕立て |
1月 | 別誂え振袖 几帳模様―手描き友禅の逸品 |
2月 | 名古屋帯から袋帯―裏地を足して 元の袋帯に直す |
3月 | 小紋の化粧直し―構成を考え アクセントをつける |
4月 | 綴帯は鏡―汚れたつづれ帯の 裏返し仕立て |
5月 | 時代を超えて―白地訪問着を クリーム地に直す |
6月 | 涼しさの表現―仕立て上がりの絽小紋を 解かずに銀加工 |
7月 | 白絹の戯れ―裏地の糊が黄変して 表に移った訪問着を直す |
8月 | 時―代表的なスローライフ |
9月 | 仕事の巧拙― 訪問着の上半身を 前後入れ替える |
10月 | 25年のわだかまり―振袖の衿についた 墨のしみぬき |
11月 | 裏に凝る―留袖の共八掛に 柄を足す |
12月 | 半天からコート―半天を接いで 道行コートに直す |
1月 | 蘇る色留袖―色留袖の 気になる柄の色を変える |
2月 | 型の星―小紋の型継ぎ跡を消す |
3月 | 修復の限界―短くした振袖の 袖をつなぐ |
4月 | 少しの心遣い―染め帯の 太い界切り線の調整 |
5月 | 地色との調和―刺繍訪問着の 柄は変えず 地色を濃くする |
6月 | 絽の丸帯―切り替えて 名古屋帯と半巾帯に直す |
7月 | 時代を合わせる―振袖の袖付け部分の箔足し |
8月 | 知ってもらう努力―コラム |
9月 | 彩色直し―黒留袖の 地色と柄の修復 |
10月 | 時の経過―白地訪問着の地色変更 |
11月 | 汗の仕業―脇の汗で穴が開いた訪問着を 裏打ちして柄置き |
12月 | リスクを減らす―小紋全体に色をかける場合の 試し染め |
1月 | 誂えの美―本格派の 松竹梅模様色留袖 |
2月 | 絞りに口紅―白地辻が花訪問着に 口紅がついた |
3月 | 表を引き立てる裏―小紋羽織を着物に直した時の 八掛の選択 |
4月 | 想像と直感―傷んでいる丸帯を 作り名古屋帯に直す |
5月 | 蝶と霞―訪問着の変色部分に 金砂子を蒔く |
6月 | 泥はねとの格闘―無数の泥はねを洗う |
7月 | 暖簾から帯―麻生地を足して 作り名古屋帯 |
8月 | 規模と質―コラム |
9月 | 構想と現実-黒地絽挿し訪問着の 柄配置の工夫 |
10月 | 選択枝―八寸帯のたれ先をずらして 無地を出し 丈を伸ばす |
11月 | 柔らかな柄―扇面だけを散らした黒留袖に、霞を足して流れを作る |
12月 | 微妙な位置―白地振袖の 衿元の黄ばみを直す |
1月 | トラディッショナル―別誂えの本格派振袖 |
2月 | 花喰い鳥―個性的な留袖の修復 |
3月 | 自然に従う―白地訪問着の 柄を生かして 地色をベージュに染める |
4月 | 珍しい品―マジョリカお召を道中着に直して、アクセントに組み紐 |
5月 | 単衣から袷―単衣訪問着に 同色八掛をつける |
6月 | 変色の原因―紗名古屋帯の糊の変色 |
7月 | 刺繍紋―柄に合わせてアレンジ |
8月 | 自然体―コラム |
9月 | 色無地の活用―色無地を色揚げして 袖なし羽織を作る |
10月 | 七五三―大人物羽織から3歳着物を作る |
11月 | ひと手間―男物着物の 完成後の浸み抜き |
12月 | 作り帯―柄が繰り返す 袋帯の どの部分を太鼓にするか |
1月 | 心意気―大至急に 色羽織を黒羽織にする |
2月 | 糸の始末―つづれ帯の裏返しと糸の始末 |
3月 | 春のめばえ―色留袖 濃い地色の上に柄を足す |
4月 | 遠景と近景―振袖の刺繍足し |
5月 | お土産から帯―タペストリーから作り名古屋帯 |
6月 | 難しい化繊―7歳祝い着の柄を生かして 地色の色揚げ |
7月 | 地紋生かし―ぼかし訪問着の 地模様に合わせて箔を置く |
8月 | 継続の力―コラム |
9月 | 全通と六通―丸帯の下巻き部分を足す |
10月 | 予測と決断―裄不足の訪問着の袖を 新しく作り 身頃の柄を描く |
11月 | 定石―派手な道行コートを同系に渋くする | 12月 | 柄の調和―抜ききれないシミの上に バランスの良い柄を足す |
1月 | 余白の美―巻き見本で染めた 7歳赤色友禅手まり模様 小紋着物 |
2月 | 構成の妙―本袋帯の柄の 地味な部分を使い 二重太鼓の作り帯にする |
3月 | お薦めとご意向―白地の縫い取り縮緬を 洗い張りして 色を掛ける |
4月 | たもとの行方―振袖のたもとの先についた 黒い油のシミを取る |
5月 | 下準備―長い間着て傷んだ着物を 洗い張り仕立てする場合の 前作業 |
6月 | 取捨選択―名古屋帯の大きな柄を 配置しなおし 作り帯にする |
7月 | 袖のバランス―柄付けを考え 振袖の袖を短くして 訪問着にする |
8月 | プロの仕事―コラム |
9月 | 思案のしどころ―訪問着を解かずに 柄の挿し色を変える |
10月 | お色直し―白地の宮参り着物を 紺地に 色揚げする |
11月 | 紅葉―御召の羽織を 作り名古屋帯に直す |
12月 | 帯の変化―派手になった通し柄の名古屋帯を 座布団にする |
1月 | 袱紗の美―別誂え赤縮緬刺繍慶長模様ふくさ |
2月 | 絆(きずな)―袖を短くした振袖を元に戻す |
3月 | アクセント―別誂えの伊達衿で 衿元を引き締める |
4月 | 10年先―訪問着の柄の、変色した胡粉を取り除いて 描き直す |
5月 | 環の謎―誂え染め喪服の定紋を 張り付け紋で変更する |
6月 | 紫陽花―紫陽花模様の団扇をヒントに 絽帯を染める |
7月 | 復活―半世紀以上経過した 傷んでいる紗の帯を直す |
8月 | ひらめき―コラム |
9月 | 虫の声―重厚な刺繍の丸帯から作った 名古屋帯の切替え |
10月 | 親子二代―お母様の色無地を派手にして 7歳の祝い着に直す |
11月 | 四つ身から長襦袢―子供用着物を 大人物長襦袢に仕立て直し |
12月 | 色の味―派手な色無地着物を 色揚げして道中着 |
1月 | 半世紀―50年前の正絹ちりめん風呂敷 |
2月 | 豪華版―檜扇模様刺繍丸帯を2本の名古屋帯に その1 |
3月 | されど裏地―檜扇模様刺繍丸帯の裏側を名古屋帯に その2 |
4月 | 袖丈直しの技―30年経過した着物の 袖丈を伸ばす |
5月 | 取捨選択―刺繍の名古屋帯の 柄を調整して アップリケで蘇らせる |
6月 | 半世紀を一っ飛び―50年前の白生地を 巻見本で染めて単衣にする |
7月 | 愛用される品―小千谷縮を鏡にして 夏掛け布団を作る |
8月 | 信用の力―コラム |
9月 | 別織り―つづれ帯の模様を参考に 薄手の帯を織る |
10月 | 紋替え―抜き紋を消して 新しい紋にする |
11月 | 不思議な柄―3歳の訪問着の 柄を増やして7歳用に直す |
12月 | 新春に向けて―黒の絵羽織を 構成し直して 名古屋帯 |
1月 | 古書から羽織―水墨画を参考に 羽織を染める |
2月 | 春らしい帯―ローケツの染め帯に 霞の箔加工 |
3月 | 柄を消す―長襦袢の色を抜き 無地長襦袢に |
4月 | 目出度き事―70年前のウール袴を 補修 |
5月 | 麻浴衣から座布団―麻着物を洗い張りして 茶席用夏座布団を作る |
6月 | 涼感の創出―銀糸のある夏御召の付下げに 銀箔を足す |
7月 | 帯の裏地―腹合わせ帯に 表に合わせた裏地を足す |
8月 | 機動力―コラム |
9月 | 化粧よごれ―3年先を考えた 万全なしみ抜き |
10月 | 装束に口紅―舞踊の衣装に付いた口紅を 落とす |
11月 | 三つ紋付から一つ紋へ―三つ紋の付け下げに 柄を足して一つ紋に直す |
12月 | 裂けた丸帯―裂け目を補修し 自由型の作り帯にする |
1月 | 空前絶後―染めと刺繍、箔で描いた 分福茶釜の綱渡りの丸帯 |
2月 | お母様のぬくもり―総絞り羽織を 息子さんの綿入れ袖無し半天に |
3月 | 霞模様のご提案―時代の訪問着に金箔で霞を散らし ボリュームアップ |
4月 | 汗しみの補修―脇の汗染みを抜いて 色を差して補正 |
5月 | 藤の花―藤の花模様の羽織を お宮参り祝着に直す |
6月 | 刺繍の修復―黒留袖の金糸刺繍のほつれを留め直す |
7月 | 夏らしい加工―浴衣の袖に開いた焼け焦げの穴を 柄を合わせて直す |
8月 | 縁とつながり―コラム |
9月 | 里帰り―色を掛けた訪問着に生えた 黒カビを除去する |
10月 | 黒留袖を引き継ぐ―平板な柄の黒留袖に刺繍を加えて仕立て直す |
11月 | 色無地着物を道中着へ―色無地の着物に手刺繍を加え 道中着に直す |
12月 | 羽織の活用―染めの優れた羽織を 道行コートに直す |
1月 | 羽裏の美―寒山拾得風水墨画の、織物の裏地がついた男物羽織 |
2月 | 霞の力量―袖を切った振袖に 銀の霞を足して 元に戻す |
3月 | 二者択一―派手になった小紋に 2種類の色を試して染める |
4月 | 劇的な変化―朱色江戸小紋の 茶色に変色した胴裏を交換 |
5月 | 何気ない作業―絞り染めの中に飛んだ 赤ワインのシミと擦れを直す |
6月 | ちり除け―派手な絽小紋を仕立て直して ちり除けの絽の羽織にする |
7月 | 究極のアレンジ―黒絵羽織を彩色して 染め名古屋帯に直す(前半) |
8月 | はじめの一歩―コラム |
9月 | 究極のアレンジⅡ―黒絵羽織を彩色して 染め名古屋帯に直す(後半) |
10月 | 大人用から子供用へ―祖母の小紋を 七五三3歳用の長袖着物に直す |
11月 | 鶴の丸帯―上下のある鶴の丸帯を切って 二重太鼓の作り帯に直す |
12月 | 地味な作業―洗い張り後 仕立てる前に 色のヤケを補正する |
1月 | 直線の美―新年にふさわしく 干支を手刺繍した アンティーク丸帯 |
2月 | 背中のバランス―黒地絵羽織の 元の縫い筋を消して 丈を長くする |
3月 | 黒紋付―黒紋付着物の 胸紋の周囲のしみを抜く |
4月 | 黒留袖―白っぽい部分に金の砂子を蒔いて 柄の調和を取る |
5月 | 博多帯―使い慣れた博多帯の汚れを隠して 作り帯にする |
6月 | 直して使う―部分的に退色しているぼかし八掛の色補正 |
7月 | 最善の策とは―濃い色無地を脱色して 染め直す |
8月 | 着物セラピーの効用―コラム |
9月 | 名古屋帯の活用法―名古屋帯の柄部分でクッションを作る |
10月 | 構成の工夫―楓と梅の両面帯を分けて 2本の袋帯を作る(前篇) |
11月 | 構成の工夫―楓と梅の両面帯を分けて 2本の袋帯を作る(後篇) |
12月 | 地味から派手へ―地味な訪問着を 金箔と刺繍で派手にする |
1月 | 工夫と妙技―袖を切った振袖を つないで復元する技 |
2月 | アンコール・袖を接ぐ―袖を切った振袖の再生 |
3月 | 名古屋帯のデザイン―黒地絵羽織を再構成して染名古屋帯を作る |
4月 | お客様本位とは―80年以上経過した 名古屋帯の手先に柄を出す |
5月 | 泥の汚れ―転倒して泥の付いた 白大島着物のしみ抜き |
6月 | 間違いさがし―取りきれない口紅のシミの上に花の柄を足す |
7月 | 染めの極致―再現出来そうもない絽の色留袖 虫の大名行列模様 |
8月 | 仕事を楽しむ―コラム |
9月 | お彼岸を迎えて―大柄な箔袋帯で 仏壇用座布団を作る |
10月 | より華やかに―黒留袖に金線加工を施して 華やかにする |
11月 | 地道な加工―大人の袋帯を仕立て直して 七五三用にする |
12月 | 戦前から平成―90年前の振袖の裄部分に柄を足す |
1月 | 風流の極致―新年にふさわしい 信楽の酒買い小僧をモチーフにした帯 |
2月 | アナログの醍醐味―絞り染めの黄変部分に 金箔を蒔いて道中着にする |
3月 | 仕上げ直し―畳みシワがしっかり付いた3歳着物を 再度仕上げする |
4月 | 手作りとプロ―お母様のお手製の作り帯を 解いて仕立て直す |
5月 | 春の小品―桜模様の名古屋帯のきれいな所を使って 半巾帯を作る |
6月 | のれんに変身―お母さんの夏帯から のれんを作る |
7月 | 丸帯の手入れ―丸帯を構成し直し 裏地を付けて袋帯にする |
8月 | 実力と信用―コラム |
9月 | 裄直しのひと手間―簡単そうな裄出しも ひと手間かける。 |
10月 | 糊の腐食―刺繍糸の糊で腐食した模様ぶぶんの修復 |
11月 | 羽織から3歳お祝い着―羽織を洗い張りして3歳祝い着に直す |
12月 | 喪服帯の活用―黒の喪服用名古屋帯を男性用角帯に直す |
1月 | 昭和の名品―刺繍で描かれた鳳凰鳥の黒裾模様 |
2月 | 補修の熱意―傷んだ綿入れ半天を 何とか着られるように直す |
3月 | 色無地紋付きの行方―紫の色無地紋付きで 仏壇用の座布団を作る |
4月 | 繰越しと縫紋―身丈の短い着物の紋を消して入れ直し身丈を伸ばす |
5月 | 時代の柄をアレンジ―大きな柄の小紋着物を 名古屋帯に仕立て直す |
6月 | 自然な柄足し―絽の名古屋帯に空いた穴を、刺繍の柄で補修する |
7月 | 無い袖を振る―中振袖の袖を伸ばして、本振袖に直す |
8月 | 商いの原点―コラム |
9月 | 無い袖を振る-完結編―7月の続きで、裁断の工夫を加える |
10月 | 舞台裏―シミのある袋帯を接いで構成し直して作り帯にする |
11月 | 七五三のよだれ―お祝い着に付いた、30年前の茶色のシミを取る |
12月 | 同系色に染める―派手になった道行コートを色揚げして仕立て直し |
1月 | 鶴のイリュージョン―丸帯の大きな柄を隠して地味にする |
2月 | 裏地の柄合わせ―道行コートの裏地交換の柄合わせ |
3月 | 化粧落とし―訪問着の金箔仕上げを修正して、品よく仕上げる |
4月 | アンコール・振袖つなぎ―袖を短くした振袖の復元 |
5月 | 昭和の羽織を令和で帯に―羽織を洗い張り再構成して帯に直す |
6月 | シミ抜きの基本―色が滲みやすい白地お召の黄変シミ抜き |
7月 | 金箔の力―訪問着の変色した金箔部分を除去して置き直す |
8月 | 個人商店の盛衰―コラム |
9月 | 博多帯の再構成―博多帯を洗って、再構成して仕立て直し |
10月 | 茶色いカビの消去―茶色に変色した訪問着を、シミ抜きして仕立て直し |
11月 | 半世紀前の3歳祝い着―退色した3歳祝い着に、色を掛けて仕立て直す |
12月 | お太鼓と前帯の入れ替え―名古屋帯のお太鼓を入れ替えて華やかに |
1月 | 悉皆(しっかい)のはじまり―刺繍訪問着のぼかし八掛を交換する |
2月 | 道中着から着物へ―無双仕立ての道中着を着物に直す |
3月 | 帯の地色を変える―染帯の柄を生かして、地色を地味に染め直す |
4月 | 縫い紋の消去―縫い紋の下に隠れている、胡粉の下絵の除去 |
5月 | すくい帯の再構成―すくい名古屋帯の柄をアレンジして、新しく織る |
6月 | 海外で着る和風男性用上着―お母様の唯一の形見の羽織から |
7月 | 振袖から訪問着へ―振袖の袖の柄をずらし短くして、訪問着に直す |
8月 | 名人と上手―コラム |
9月 | 袋帯の右手と左手―袋帯の前帯部分を入れ替えて接ぎ、右手に直す |
10月 | 箔の光は七難隠す-地色が変色した黒留袖に金の箔を散らしてカバー |
11月 | 祖父の黒紋付で孫の七五三-羽織着物と袴と長襦袢を5歳用に仕立 |
12月 | 細部へのこだわり-柄の調和を保つために、袖の汚れを洗って袖丈直し |
1月 | 昭和と平成の逸品―時代の刺繍袋帯とモダンな宮参り男児着物 |
2月 | 吉祥の丸帯・鳳凰―鳳凰模様丸帯の柄を天地して作り帯にリフォーム |
3月 | 箔落ちの補正―黒留袖の金箔が折れて箔落ちした部分を補正する |
4月 | 光琳模様の復活―色留袖の柄の変色を補正して、破れを修復する |
5月 | シミ抜きと柄足し―変色して取れないシミの上に柄を描く |
6月 | 自作帯を定番に直す―締め方の分からない作り帯を普通の形に直す |
7月 | 白長襦袢のシミ―長襦袢に付いた口紅らしいシミを除去する |
8月 | 間近で見た美容師さんの技術―コラム |
9月 | 博多帯のシミ抜き―コシのある帯地に付いた茶色シミの除去 |
10月 | 染め帯の気になるシミ―締めた時、隠れるかどうか微妙なシミの除去 |
11月 | リフォームの次善策―綿入れ被布の劣化した破れを、出来る限り補修 |
12月 | 振袖の復活―振袖を切った訪問着に残りの袖を繋いで再び振袖にする |
1月 | 77年を遡って―昭和の幼児用綿入れ半天と宮参り用男児着物 |
2月 | 正解のない加工―振袖の袖を仕立て直して、調和の取れた訪問着に直す |
3月 | 繊細なシミ抜き―手描き紋の近くに付いた茶色いシミの除去 |
4月 | 染めのリハーサル―試験染めを経て、色無地着物を渋く染め直す |
5月 | 裁ち合わせの技術― 一方方向の柄付の扇面小紋を宮参りお祝い着物に |
6月 | 昭和の帯を直す― 太鼓の柄が逆に付いている丸帯を袋帯風に直す |
7月 | 浴衣の裁断― 飛び柄の浴衣を裁ち合わせて柄を配置する |
8月 | 水準を揃える―コラム |
9月 | 織り帯と刺繍― 織の名古屋帯に空いた穴を刺繍で埋めて補修する |
10月 | 宮参り祝着から七五三― 女児用掛け着を揚げて3歳の七五三にする |
11月 | 30年後の白地掛け着― 一反を全て縫込んだ白掛着を染めて7歳着物 |
12月 | 帯の名品― 形見の丸帯を再構成して、一重太鼓の袋帯にリフォーム |
1月 | 昭和30年代の反物―総絞りの反物と白生地を、お宮参り女児掛け着に |
2月 | 左袖特有のアクシデント―茶道の稽古で小紋の左袖を建水に浸したシミ |
3月 | 四半世紀を超えて―20代に作った訪問着の派手な裾を交換して渋く |
4月 | 元をたどれば―アンティークの訪問着を丸帯風の作り帯に直す |
5月 | 細かい補正―黒留袖を仕立て直して、金の箔を足す |
6月 | リフォームの後日談―ビフォアアフターに書ききれないことと写真 |
7月 | 傷んだ丸帯の締め方―生地の弱っている夏丸帯を、作り付け帯に |
8月 | プロデュースとマネジメント―コラム |
9月 | 長持ちさせる秘訣―着物の身頃と袖の入れ替えて7歳の七五三に直す |
10月 | 柄の欠落―2枚の布を繋いで、自然な柄に修正する |
11月 | 裄出しのマジック―袖の手首側の縫い込みを出す |
12月 | 些細なこと―表裏の釣り合っていない袋帯を解いて仕立直す |
1月 | 三輪屋のアーカイブス―半世紀前の部分彩色されたカトレアの図案 |
2月 | たかが、されど裄直し―強く折れた袖付けの筋を消して、裄を長くする |
3月 | 切れた袖の復活―袖を切った絞り振袖を、柄をのせて元に戻す |
4月 | ちりめん小紋の細工物―母の嫁入り道具のミシンのカバーを製作 |
5月 | 高度なシミ抜きの技―補正の困難な水色訪問着のシミ抜き |
6月 | 縮緬小紋の細工物2―亡き母の嫁入り道具の鏡台用鏡掛けを製作する |
7月 | 遠景とバランス―振袖の袖丈詰めを衣桁に掛けて確認する |
8月 | コラム―過度の加工は結果的に着にくさを招く |
9月 | 丸帯からタペストリー―蜀江模様の金丸帯をタペストリーにする |
10月 | 気持ちの分かる輪ジミ―紫無地の衿汚れを切り替えて隠す |
11月 | |
12月 |
呉服三輪屋 〒164-0012 東京都中野区本町2-54-17
代表者 三輪 一夫
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