お客様のお隣の玄関に咲いていた紫陽花。お伺いの帰りに話題になりました。
お誂えで染めることとなり、参考にしたのは年代物の団扇。今から30年以上も前の、母親の実家のある岐阜のお寺の施餓鬼法要の品です。
お盆の時期は蚊が多く、お参りには必需品なのです。
そして、すすきを足して起こした図案。果たして、お気に召していただけるでしょうか。
地色は汗を考えて、安全策のごく薄いベージュにしました。
また、秋口にも使えるようとのご希望で、おみなえしと萩を足して再構成してあります。
紫陽花が咲いてから2か月後、絹のキャンバスの上にも花が咲きました。
誂え染めの醍醐味でしょう。
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