別織り、なつかしい言葉です。別(誂え)織の意味です。話は、名古屋の呉服店で修業をしていた28年前にさかのぼります。
店の主人は、オリジナルのつづれ帯を作るのが大好きでした。
資料を駆使して自ら図案を作り、西陣の機屋さんを呼んでよく打ち合わせをしていました。
それを間近で見ていた私が、初めての挑戦です。
さて、どうなりますか。
今回は見本のつづれ帯の柄を減らしたいというご希望です。地風もやや薄めで軽くしたいのです。
もちろん丸投げではなく、地色を決めた後、模様師さんに図案を描いてもらいました。
発注してから 2ヶ月後。
紬に合う上品な名古屋帯が完成しました。
さて、天上のオヤジと奥様は私に何点を付けるでしょうか。
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