リフォームを長く続けていると色々な題材に巡り合います。しかし無事に完成してお許しを頂いても、全てがこのページに載るわけではありません。
ダイナミックに変わらなくてはアピールに欠けるからです。
左の写真は染めたように茶色い胴裏が付いています。もちろん染めた訳ではなく、糊がカビで変色したのが原因です。
驚くなかれ、当初は八掛と同じ白色でした。
洗っても全く変化なしなので、胴裏を交換するしか 道が・・・・。
「三輪屋さんが驚くと思いますが」
「汚れていて恥ずかしいのですが」
リフォーム品をお預かりする時によく頂くお言葉です。
例えば、この胴裏の色は今迄でも屈指の濃さです。お客様がそう思われるのも無理はないでしょう。
しかし、私もこの道に入って満35年が過ぎました。そして様々な品物を拝見し、得た結論は。
お客様がお持ちの「何とかしたい」という熱意が大切なのです。
ちなみに私は、少々のことでは全く驚きませんのでご安心を。
呉服三輪屋 〒164-0012 東京都中野区本町2-54-17
代表者 三輪 一夫
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