新年明けましておめでとうございます。今年も 三輪屋の仕事の一端を ご覧頂きましょう。
左の写真は、昨年承った蝶模様刺繍振袖の袖部分
他店でご購入された品ですが御親戚でも重宝され、かなりの回数お召しになったようでした。
振袖らしい ダイナミックな柄行きですね。
製作されて40年が過ぎ、全体の汚れが多い為に仕立て直しをすることに。しかし、解いて裏から見て仰天。
⇒の所で 袖がつないでありました。いや、全然分からないですね。
最近、振り袖の袖繋ぎ直し加工を良く承るのですが、あっぱれ、こういうやり方もあるのだと感心したのです。
しかし、そう感心してばかりいられないので、三輪屋の加工もご覧に入れましょう。
絞り染めの藍色地で、牡丹と花車が刺繍されています。呉服屋さんに薦められて 袖を詰めてはみたものの 日の目を見ないまま30年が経過。
お嬢様が是非着てみたいとのご意向で、東京の三輪屋にたどり着きました。
取り掛かるまでの構想が 重要です。別の絞りの生地で 試験縫いもしました。割と自然な感じに仕上がったと思います。
今年も より一層 精進して参ります。
呉服三輪屋 〒164-0012 東京都中野区本町2-54-17
代表者 三輪 一夫
Tel&Fax03-3372-0573
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