お祝い事で袋帯を締めようと思った時に、手先のたわみが気になったご経験はございませんか。
お太鼓に隠れるので、"まあいいか"と、そのままお使いになったことと思います。
時々、「アイロン仕上げでは伸びないのでしょうか」というご相談も受けるのですが。
今回の品は、どう見ても帯地の耳が縮んでいるように見受けられます。アイロンの熱と強い力で果たして伸びるものなのでしょうか。
結論から申し上げると、写真の盛り上がった部分は、どこにも隠すことができません。 唯一の方法は解いて、湯のしの蒸気とアイロンで真っ平らにして、仕立て直すというものです。
お太鼓でも前帯部分でもないので無視してもそれまでですが、そこにも同じようにツレがあるだろうと推測されます。また、締める時にはまず手に取るだけに、毎回気になるのは微妙ではないかと考えます。
些細な事と言えばそれまでですが、8つに畳んでぴしっと伸びた帯は、見ているだけでも気分の良いものです。職人さんの心意気を感じさせますね。
呉服三輪屋 〒164-0012 東京都中野区本町2-54-17
代表者 三輪 一夫
Tel&Fax03-3372-0573
mail@gofukumiwaya.com
![]()